不利対面 はたきおす

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リーガルハイ

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元ネタです。

 

カバルドンボーマンダは凍ったのです」

「彼が凍った回数は非常に多い」

「ふんっw」

「何か?」

「多すぎますよ」

ばぁぁぁんっっ!!

「普通は凍結などそうそう起こることではない。」

「恵まれました」

「カプ・コケコ。ポリ2と撃ち合う際に冷凍ビームを被弾して凍った。ギルガルド。最後のゲッコウガの悪の波動が無いことを確認した上で対面させたら冷凍ビームで凍った。カバルドン。ポリ2に欠伸を入れる際にトライアタックを貰ったら凍った。よくもまぁピンポイントで凍るものですよ。この地域のプレイヤーは5分に1度相手のポケモンを凍らせないといけないという条例があるのでしょうか?」

「どなたもプレイングには自信を持っており、いずれもレートは2000を超えている」

「それは自信を持っているでしょう。たとえそれがクレセリアの冷凍ビームでギルガルドを凍らせたとしてもカバマンダだから凍りやすい。みんながそれを望んでいるから。凍らせたいように凍らせる。ガルーラだってそうでしょう?」

「侮辱だな」

「ええ、侮辱したんです。証拠によってではなく、凍りに頼らなければならない数値の無さを指摘して侮辱したんです」

「我々はレヒレグロスだ。国民の期待に答えるのは当然だ」

「愚かなプレイヤーの愚かなポケモンの期待に答えなければならないのですか?」

「愚かですか?」

「ええ、愚かで、醜く、卑劣です」

「傲慢極まりない。私は、素晴らしい環境であり、美しく、誇り高いプレイヤーだと思っている」

「美しく誇り高いプレイヤーがあやふやな場面で技を放ち凍結を求めますか?」

「本件の場合、カバマンダであるならば凍結が相応しい。カバマンダにおいてそれは、死刑だ」

「生命は生まれた物に与えた権利です。それを奪うものが例えレヒレグロスであってもそれは人殺しです」

「あなたが、運勝ち批判プレイヤーだとは意外だな」

「いやぁ、反対じゃありませんよ?眼には眼を歯には歯を、凍結には凍結を、立派な制度だ。ただ、人知れずこっそり運勝ちする事が卑劣だと言っているだけです」

「白秋堂々運勝ちを認めろというのか?」

「その通りです。青空の元苦し紛れに撃った氷の牙を穿ち冷凍ビームを鋼タイプに放ち捨て身タックルが最大火力の場面で冷凍パンチで殴り運勝ちを宣言する、その方が遥かに健全だ。ただ我らの国の愚かな国民は自らが運勝ちだと認める覚悟が無いんです。自分たちは自分たちはオニゴーリに負け、誰かがカバマンダを消し去ってくれることを待つ。そうすればそれ以上凍結による運勝ちついて考えなくて済み、この世界が健全だと思える、違いますか?」

「仮にそうだとしても、それもまた民意だ」

「民意なら何もかも正しいんですか?」

「それがレーティングバトルだ」

「レーティングバトルに民意を持ち込んだらゲームは終わりだ!」

「果たしてそうかな?」

「そうに決まってるでしょ」

「些か古いな…レーティングバトルは決して万能ではない。その不完全さを補うのは何か?人間の心だよ…凍結させるのも人間、それを主張するのも人間だからだ。多くの人々の想いによる際、レートという無味乾燥の物に血を通わせることこそが、正しい道を照らす。レヒレグロスグライはまさにその結実だ。そして本件において、人々が下した決断はカバマンダは凍結に処されるべき。と、言うものだった。愛するドロポンレヒレと、ギロチングライと、メタグロスの健全な未来のために!これこそが民意だ…」

パチパチパチ…セーシュクニッッ

「素晴らしい、流石民意の体現者ドロポンレヒレ。本当に素晴らしい主張です。良いでしょう、凍結させればいい。たしかにカバマンダはレート環境を蝕む恐るべき並びです。駆除しなければなりません。次に舞われるのはあなたのカグヤかもしれませんからね?あなたのテテフかもしれないし、あなたのミミッキュかもしれないし、あなたのヒードランかもしれない。あるいはレヒレ、あなた自身かもしれない…凍結させましょう。それがカバマンダ故の氷だからかはあやふやですが凍結させましょう。たとえそれが後出しでないギルガルドの氷であってもカバマンダということにしておきましょう。コケコとの撃ち合いにおいて氷技を撃ったら凍ったのもカバマンダのせいということにしましょう。コケコもガルドも関係ない。ゲッコウガを乗り回しカミツルギを携えてポリゴン2をボコしていたから凍結させましょう。それが民意だ!それが民主主義だ!!なんて素晴らしい環境なんだ…みんなが賛成していることなら全て正しい…なら、みんなでオニゴーリを使うのであれば正しい訳だ…私のゲッコウガに対して苦し紛れに撃った冷凍ビーム氷もカバマンダは凍りやすいという民意だから正しい訳だ…」

「冗談じゃない…」

「冗談じゃなぁぁぁあああいいっっっ!!」

 

「本当の悪魔とは、巨大に膨れ上がった民意の事だよ…自分を優秀なプレイヤーだと信じて疑わず、薄汚いカバルドンが凍ると一斉に集まって袋叩きにしてしまう。そんな善良なプレイヤーたちだ…だが世の中には、例えマンダを凍らせたとしても普通に運勝ちを認める人もいる。カバルドンを凍らせて謝るバカもいる。己の信念だけを頼りに、運負けを主張しないバカがね…そのバカのおかげで今日の彼は民意の濁流から抜け出して自分の意思で証言をしてくださいました…それは確かに彼一人かもしれませんが…たしかに民意を変えたんです…私はそのバカを…誇らしく思う…」

 

運負けの裏には運勝ちが。今日も頑張っていきましょう。